先日メキシコで使われる、“危ない!”という表現 “¡Aguas!” について書きましたが、
このAguaという名詞、aで終わっておりますし、女性名詞なのですが、La aguaとは言いません。aが2つ続いてしまうのが、発音しづらいかららしいです。よって女性名詞なのに el aguaといいます。
ですが、女性名詞だということをお忘れなく!
基本的にはほとんど単数で使います。
複数になるときは、レストランなどで”Dos aguas por favor” お水二つくださいというときです。
確かに日本語でもそういう時でないと水を2つとは言わないですよね。
もちろん ”Dos vasos de agua por favor“とも言えます。
その他ですと、熟語でセットになっているものはいろいろありますが、国によっても使い方が違うものなどもあります。
複数でよく使うのは
aguas termales 温泉
aguas residuales 下水、排水
aguas llenas 満潮
aguas internacionales 国際水域
などがありますね。
メキシコにはAguascalientesという地名もありますね。
ペルーのマチュピチュ村も以前は Aguas Calientesという名前でした。温泉があります。
それから有名なメキシコの映画にもなった小説で “Como agua para chocholate”というのがございます。オススメです!
”paraguas” 傘はいつもSがつく!
この時期よく使う“傘“スペイン語では”paraguas”と言います。このsは複数形とは関係のなく、単数形も複数形も同じ形となります。
El paraguas
Los paraguas
となります。
Para は動詞 parar (止める)からきていて
Para aguas雨を止めるものという意味からきています。
ちなみにパラソルはparasol solは太陽ですので、
陽射しを止める(さえぎる)というところからきているそうです。
日傘のことは sombrillaともいいますが、地域によってはふつうの傘のこともsombrillaということもあり当校の講師たちも使う人たちもいます。
このsombrilla はsombra(影)からきているようです。
日本ほど傘を使うことは少ないようですが。。。
Megumi