日本語では人の名前を親しみをこめて呼ぶときに
“ 〇〇ちゃん ” や “ 名前を短縮 ” して呼んだりしますね。
スペイン語も同じようにちゃんづけや短縮形があるんですね。
今回はスペイン語での “〜ちゃん” と”短縮呼び”について!
スペイン語も日本語のように短縮する形があります。
Rosalía → Rosi
María → Mari
など
また、まったく名前が変わってしまうこともあります。
Francisco → Paco または Pancho
Jose → Pepe または Chepe
など
それから ~ito ~ita などとすることもあります。
Eva → Evita
(アルゼンチンの元大統領夫人、Evitaは本名はEvaです)
Carmen → Carmencita
Carlos → Carlitos
Pablo → Pablito
日本語の名前でも一応できます。
Megumi → Megumita
この ~ito や ~ita は物にも使います。
日本語は物には“ちゃん”はつけませんが、少しかわいらしい、和らいだ、愛情を込めた表現になります。小さいものをさすこともありますが(子犬など)必ずしもそうとは限りません。
水 agua → agüita (アグイータ)
(üとなるのはこうしないと発音がアギータとなってしまい、アグイータとならないからです)
コーヒー café → cafecito
紅茶 té → tecito
パン pan → pancito (またはpanecito)
キス beso → besito
小さい(男の子)
chico → chiquito chiquitínなどというときもあります。
(~illoなどをつける地域もあります。)
猫
gato → gatito (メスだということを強調したければgatita)
犬
perro → perrito (メスだということを強調したければ perrita)
少し
poco → poquito → poquitito
(さらに少し)ゆっくり
despacio → despacito
すぐに
pronto → prontito
今
ahora → ahorita
Ahoritaはメキシコ人などよく使います。Ahoraよりも“今すぐに”という意味もあるそうなのですが、実際は“後で”“もう少ししたら”という意味で使うことが多いようです。
また、地域によってはgatico, gaticaなどというようにco, caがつく!
コスタリカではまさにこのような表現が多いので、コスタリカ人のことを tico, tica と呼ぶようになったそうです。
~ito ~itaとならなく、~cito ~cita となるのは主に (複数のときはもちろんsがつきます。)
①アクセントをおいて母音で終わる単語 例) té → tecito
②アクセントがつかなくてもI , U, E の母音で終わる場合
例) calle → callecita
③R とNで終わる場合 例)flor → florecita
例外もあります。
是非使ってみてください♪
Megumi