スペイン語の男性名詞と女性名詞

スペイン語の名詞は男性名詞と女性名詞というものに分かれます。

日本語にも英語にもないので最初は何で物に性別が!?と違和感があるかもしれませんが、そういうものと受け入れ慣れるしかありません。

スペイン語は少なくともフランス語などに比べると比較的規則性があるので覚えやすいですし、ドイツ語などのように中性名詞はないので、その点はラッキーです!

そして、名詞につく冠詞や形容詞も男性名詞か女性名詞かによって全て変わりますし、また、単数か複数かによっても一緒に変化するので、基本中の基本となります。

 

男性名詞 → –oで終わる名詞が多い  

例:libro(本) vaso(コップ) bolígrafo (ボールペン)

女性名詞 → -a –ad, -ión で終わるものが多い     

例:casa () ciudad (都市) estación (駅・季節)

男性の名前も –o が終わることが多く、女性の名前は –a で終ることが多いので、日本語の “~子”など Koで終る女性の名前は男性なのか?とネイティブは思うことが多いそうです。

また逆に “雄太”など aで終わる名前だと女性?と思うそうです。

 しかしながら

時々例外があるのでよく使うものは覚えましょう!(定冠詞とセットで覚えるのがおすすめです)

定冠詞 el →男性単数  la →女性単数

 

-aで終わるのに男性名詞のもの

el mapa (地図)

el clima (気候)

el problema (問題)

el día  (日)

el tema (テーマ)

el sofá (ソファー)

el poema (詩)

el idioma (言語)

el sistema (システム)

el pijama (パジャマ)

-ónで終わるのに男性名詞

el corazón (心臓、心)

el buzón(ポスト)

-oで終わるのに女性名詞のもの

la mano (手)

la radio (ラジオ)

la foto (写真)

la moto (バイク)

職業、民族などを表す場合には男性・女性共通語もあります。

(特に-ista や -e  で終わるもの) 冠詞などで男性か女性かを判断します。

el pianista (男性のピアニスト)

la pianista (女性のピアニスト)

el estudiante (男子学生)

la estudiante (女子学生)

el periodista (男性ジャーナリスト)

la periodista (女性ジャーナリスト)

el turista (男性旅行者)

la turista (女性旅行者)

語尾をaにすることで女性形なるもの

el profesor (男性の教師)

la profesora (女性の教師)

el presidente (男性の社長・大統領)

la presidenta (女性の社長・大統領)

el jefe (男性の上司)

la jefa (女性の上司)

el amigo (男友達)

la amiga (女友達)

el novio (彼氏)

la novia (彼女)

el esposo (夫)

la esposa (妻)

el japonés (日本人男性)

la japonesa (日本人女性)

el camarero (ウェイター)

la camarera (ウェイトレス)

el hermano (兄、弟)

la hermana (姉、妹)

el gato (一般的に猫、雄猫)

la gata (雌猫)

男性名詞か女性名詞かによって意味の異なる語もあります。

el frente(正面)

la frente  (ひたい)

el capital (資本)

la capital (首都)

el policía (男性警官)

la policía (女性警官または警察)

el guía (ツアーガイドなどのガイドさん、案内人)

la guía (案内、ガイドブックなどのガイド)

el Papa (ローマ法王)

la papa (ジャガイモ)

曜日、月、山、海、川、言語は常に男性名詞のようです。

el lunes(月曜日)

el mayo (5月)

los Alpes(アルプス山脈)

el Pacífico (太平洋, Océano Pacíficoともいいます)

el español (スペイン語)

アルファベットの文字は女性形です。

La a (アルファベットのa)

La hache (アルファベットのh)

また agua(水)、aula(教室)、alma(魂、精神、心)、ama de casa (主婦)、ave(鳥)、hambre (空腹) はすべて女性名詞なのですが、

このように a や haにアクセントが置かれ始まるときは

Laをつけずに、elをつけます。(発音しづらいからのようです)

よって

El agua, el aula, el alma, el ama de casa, el ave, el hambre

となりますが複数は女性形の定冠詞に戻るので “las” がつきます。

Las aguas, las aulas, las almas, las amas de casa, las aves, las hambres

本来主語が女性だったらそれに合わせるわけですが、

例) Mi hermano es alto. Mi hermana es alta.

女性形にできない単語の場合は合わせようがないようです。

例) Mi abuela es un ángel.

私の祖母は天使のような人だ。abuelaに合わせてuna ángelaとしたいところですができません。

(Ángelaという女性の名前はありますが。。)

例) Esa chica es un amor.

その女の子は素敵な子です。chica に合わせてuna amoraとしたいところですができません。

例外もありますので、どうしても間違えてしまうこともあるでしょうが、そんなときは

ネイティブが会話の続きを話していると同じ単語が出てきたときに冠詞などが違っていることに気づいたりして、”あっ!間違えた!”となることもよくありますが、また間違えることがないように覚えておくようにしましょう!